木村一男氏追悼鼎談「木村一男が携わったJR車両のデザイン」開催のお知らせ
日時:2025年12月11日 (水) 15時開催|受付14時30分より
会費:2,500円(税込)(軽食代を含みます)
会場:AXISギャラリー(東京都港区六本木5丁目17−1 AXISビル4F)
事前の申込:https://memorial-kimura-tokyo.peatix.com/view
昨年11月26日にご逝去された故木村一男氏は、日本のインダストリアルデザイン界の発展に、計り知れない功績を残されました。鉄道車両デザインやカーデザインの牽引者としてのみならず、JIDA理事・事務局長、ICSID(世界デザイン会議運営会)副会長、常務理事事務局長などを歴任され、日本デザインの国際的な地位向上に多大な尽力をされました。
学生時代から鉄道に深い造詣をお持ちであった木村氏は、国鉄時代より車両デザインの諮問委員として関わり、民営化直後にはトランスポーテーションデザイン機構(TDO)を組織し、日本の鉄道車両デザインを先導されました。同時に、JR各社のデザイン委員として数多くの共同プロジェクトに参画され、車両設計に協力されました。
この度の追悼鼎談では、木村氏と公私にわたり深い関わりのあった方々にお集まりいただきます。氏の貴重な思い出話やエピソードを通して、日本のデザイン、特に鉄道車両デザインが熱い情熱とともに進化していった輝かしい時代をご参加の皆さまと共に共有し、故人を偲びたいと存じます。
今回は、JR各社でそれぞれの立場から車両開発を担ってこられたご担当者をお迎えし、民営化前後から今日に至るまで継承されてきた車両デザインへの取り組み方などについて深くお話を伺います。
そして、私たちが継承すべきものと、鉄道車両デザインが目指すべき未来について、参加者一同で語り継ぐ場といたします。
【企画概要】
昨年11月26日にご逝去された故・木村一男氏は、日本のインダストリアルデザイン界、特に鉄道車両デザインの発展に多大な功績を残されました。この追悼鼎談では、JR各社で車両開発を担った担当者を迎え、民営化前後から今日に至る鉄道車両デザインの進化と取り組みを共有します。そして、継承すべきものと鉄道デザインの未来について語り合います。
【鼎談者】
■佐藤巌氏
札幌交通機械(株) 技術顧問、 技術士(機械部門)
1979年信州大学大学院修士課程終了、国鉄入社、苗穂工場、鉄道技術研究所を経て、JR北海道勤務、運輸部、技術開発部長、苗穂工場長を経て2011年退職、グループ会社北海道JRサイバネット(株)に移籍、2014年からJR北海道常勤監査役、2018年退任後、現職。
■大森正樹氏
関西工機整備株式会社 エグゼクティブ・デザイナー
1989年、千葉大学工業意匠学科卒業、JR西日本入社。主に車両設計、デザイン、路線図などサインデザインを担当。2021年から印刷会社で駅や車両のサインを手掛ける。路線図アーティストとして作品も製作。
■藤井忠氏
東海旅客鉄道㈱ 新幹線鉄道事業本部車両部 担当部長 兼 車両課 課長
1997年 東海旅客鉄道㈱入社。車両基地でのメンテナンス業務を経た後、同社新幹線鉄道事業本部車両部検修課にて車両メンテナンスの標準化や品質向上に取り組んだ後、同部車両課にて車体およびぎ装関係の設計・開発を担当。2023年より日本車輌製造㈱での車両設計部署に出向後、2025年JR東海に復帰し現職。
【モデレーター】
■南井健治氏
(一社)日本鉄道車輌工業会顧問
京都市立芸術大学卒。1979年近畿車輌入社。同社デザイン室で車両のデザインに従事。日本各地の車両デザインに加えてアメリカ、香港、マニラ、ドバイ等の都市鉄道のデザインを担当。2015年より同社役員。取締役常務執行役員を2024年退任。RDE実行委員長。(一社)日本鉄道車輌工業会顧問。「鉄道車両デザインの教科書(2025イカロス出版)」「車両の外部色(2025機芸出版)」
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<ご寄付のお願い>
木村一男氏を偲ぶ会実行委員会 代表 後藤規文
この事業の実現には皆さまからの温かいご支援が不可欠ですので、恐縮ながらご寄付をお願いしております。事前にご寄付をいただいた方は、ご芳名を会場にて掲示させていただきます。当日のご寄付も受け付けております。 もし余剰金が出た場合は、関連イベントと木村さんが心血を注がれていたJIDAデザインミュージアム事業に寄付させていただきます。
振込先(郵貯から送金する場合):ゆうちょ銀行 記号14480 番号22505001
振込先(郵貯以外から送金する場合):ゆうちょ銀行 支店番号448 口座番号2250500
振込の宛先:ゴトウノリフミ(木村一男氏を偲ぶ会実行委員会)

